いらっしゃいませ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ベイエリアの観光地の一つジャックロンドンスクエアへと続く
Broadway Street を隔てて、街の外観ががらりと変わる。 かたやハイソなオフィス街、かたや小さなチャイナタウン。 このオークランドチャイナタウンは観光地というよりも、 あくまで在米中国人の密集する地域といった風情。 サンフランシスコのチャイナタウンなんかよりもっと こじんまりして、余計な土産屋さんもなし。 街の中で白人を見かけることは珍しく、ぽつぽつ見かけるDIM SUM ショップにたむろするのは 近所で働く労働者風のおじちゃんたち。そんなローカル色の強い街なわけですが、Franklin Street 沿いにある TAOYUEN PASTRY SHOP は、私のお気に入りのお店です。 ここでのイチオシ商品は、3つで1ドルの饅頭(マントウ)、 中身の何も入っていない肉まんの皮のこと。 どこの店でも安値で売ってる定番商品だけど、 これは他の店のものと全~然違うよ。何が違うって 強烈にココナッツミルク味なの。隠し味とか風味付けなんて カワイイもんでなく、つるっとした皮に舌先が触れた時から 味も風味もはっきりココナッツ。 オカシイのは、こんなにココナッツココナッツしてるのに商品名はただ「饅頭」という不親切さ加減。 頭に椰子とか付ければいいのに、知らない人はびっくりするじゃん。っていうかびっくりしました。 ほんのり甘い生地に加わっている濃い~ココナッツの風味は大いに食欲をそそるし、生地の弾力も もちっとしてていいかんじなので飽きの来ないうちにぱくぱく食べ終えちゃいます。おすすめ。 同店の鶏尾包というココナッツ餡が包まれた菓子パン。 チャイナタウンの菓子パンは50~60セントが相場なのに 何故か鶏尾包はどの店でも一つ25~30セントと安い。 細長い形と白ゴマトッピング、薄目の生地が共通した特徴。 たまに生地が厚めなお店もあるけど、これはココ餡子を 食べるためのパンだから、程程に薄い生地あって欲しいね。 パンっていうより「皮」くらいで。うむ、これくらいが丁度いい^^ 中身のココナッツ餡は店によって荒めのシュレッド入りでジャリジャリしたり、ペースト状だったり チーズのように酸味が強かったり、ひたすら甘かったり、水っぽく口の中でべたついたりと お店によって千差万別。ここのはシュレッドの感触は皆無で、適度に水分の含んだ食感は ほこほこっとしててなんだか焼き芋みたいな感じ。チャイナタウンのお菓子にしては 甘さは比較的控えめ、上面に塗ってある蜜がいいアクセントになる程のちょうど良さ。 もちろん控えすぎってわけでもなく、あくまで中華菓子らしさはしっかり健在な上での丁度良さです。 地味~な店構えなのに、お昼頃行くと小さな店内は大混雑。地元民にもしっかり人気なんだね^^ しかし油を使用するアイテムは、どれもとてもじゃないが食べられないくらいにオイルまみれ。 謎なコロッケもどきのフライは、衣がバリバリしてるように見えるのに、かぶりつくと予想外に 舌や唇にまとわりつく油にあわあわするよ。お菓子はとっても美味しいんだけどねぇ。
by ayaki_shiina
| 2004-09-15 02:09
|
ファン申請 |
||